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当たり前?のOPEC増産見送り

2007/12/06 02:21

 

OPECが増産見送りをした、ってことはニュースというほどのものでしょうか。

仮に今次の石油高騰が投機筋の暴走によるものなのであれば、OPECが増産を拒否したことは当然でしょう。ましてやサブプライムローン問題で景気が冷え込めば需要も減っていくはずです。増産決定のニュースを受ければ投機筋が価格を暴落させるおそれが高いわけですからそんな冒険をOPECはやるわけがありません。投機筋というのは、空売りして後で暴落してから買い足す、という形で暴落時にも先んずれば儲けることができるのです。
自分の国々の経済活動(投機)を制御する責任は先進国(消費国)政府がちゃんと取ってよね、と言いたくなるでしょう。

さて、OPECが今回増産見送りをしたことに不満を抱いた方々というのは、やはり投機の話ばかりではなくOPECが需給をわざとひっ迫させているのではないかとの疑念を抱いているのではないでしょうか。

つまり価格カルテルとしてのOPECが市場を支配しているという説ですね。
そういう時にこそ動かせる、動かすべき駒はなんでしょう。 そう、カルテルの外にいる非OPECの石油産出国ですね。
彼らはどうしてこの石油高騰時代に大増産して儲けを掻っ攫っていかないのでしょうか。
石油メジャーは一体何をしているんでしょう。

おんや?、史上最高値をつけている石油を、彼らはもうそんなに持っていないんですね。
第二次石油ショックの頃に大増産を始めた北海油田を抱えるノルウェーと英国ももう生産量ピークは超えて減り始めているわけです。世界の生産量は日量85万バーレル程度ですから、メジャーが産出しているのは世界全体の1/6程度です。

米国内の石油生産量はどうなっているのでしょう。

ということで、米国は1970年が石油生産のピークだったわけです。過去の石油ショック当時は米国はほとんどの石油を自国で賄えていたのですが、今日では一大輸入国としてカナダ、メキシコからの輸入に加えて中東の石油を他の輸入国と争っているわけです。
実際に、確認埋蔵量を計算してみると、世界はますますOPECの石油に依存しなければやっていけない、ということが知られているわけです。

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